皆様、e-inkのKindle端末を利用されていますでしょうか? 私は、Kindle端末の大ファンで、2009年発売の北米板Kindle2(日本では発売せず)からずっとKindle端末と愛用し続けております。 ただ、昨今のスマートフォンの普及率と大画面化を考えるに理論上は、スマホで見るのが最適解だということは認めざるを得ません。最近のスマホとか画面6インチとかありますよね? やべえよあれ。
ただそれでも私は、Kindle端末を使う意味はあると声を大に主張したい。Kindle端末でしか得られない体験があるんです。まずなんと言ってもe-ink画面の質感です。 よく紙に近いと言われますが、まさにそれ。液晶と違って反射光を利用して表示するからそうなっているとの事。視認性が抜群で目に優しい。
また、バッテリーの持ちの良さは特筆に値します。ハードに使っていると一週間は無理かなーという感じですが、4~5日ぐらいは余裕でもちます。スマホには負けない。
Kindle端末は現行では、5端末出ておりそれぞれ説明していきたいと思います
■ Kindle

- 2024年モデル(第11世代)
- 画面:6インチ反射抑制スクリーン
- 容量:16GB
- フロントライト:LED 4個
- 防水機能:無し
- 価格:¥19,980 から
Kindleの入門端末ともいえる存在です。お値段も2万円前後と最もお安くなっております。ただやっぱり入門機種だけあって機能的な部分は控えめですね。 画面も唯一の6インチでちょっと狭いし、容量も16GBしかないので漫画主体で使う場合はちょっときつい。 とにかくKindleを試しに使ってみたいという人にはいいかも。
■ Kindle Paperwhite

- 2024年モデル(第12世代)
- 画面:7インチ反射抑制スクリーン
- 容量:16GB
- フロントライト:LED 17個
- 防水機能:有り
- 価格:¥27,980 から
Kindleの中堅端末です。ここがバリューゾーンの端末だと思う。基本的な機能に関しては上位機種とほぼ遜色はありません。画面も7インチあるし、防水機能があるのでお風呂場で読むことも可能です。
ただ一番気になる点はストレージの容量が、Kindleと同じ16GBの点です。16GBは結構きついですよ、本のダウンロード時に容量空けるために本を削除して回る作業の頻度がかなり高くなる。 小説メインならいいですが、漫画メインの人は次に紹介するシグニチャーエディションにしてしまった方がいいと思う。
■ Kindle Paperwhite シグニチャーエディション

- 2024年モデル(第12世代)
- 画面:7インチ反射抑制スクリーン
- 容量:32GB
- フロントライト:LED 17個
- 防水機能:有り
- 価格:¥32,980 から
Kindleで漫画を読むユーザーの心強い友が、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションです。なんといってもPaperwhiteからストレージ容量が倍増しており、32GBとなっております。他にも明るさ自動調整機能、ワイヤレス充電対応も追加されており盤石な体制です。
Kindleで漫画を読みたい人はとりあえずこれを買っておけばいいと思う。32GBのストレージに加えて、持ち運びに適したサイズ・重量なんで間違いなし。
■ Kindle Scribe

- 2022年モデル(第1世代)
- 画面:10.2インチ反射抑制スクリーン
- 容量:16GB/32GB/64GB
- フロントライト:LED 35個
- 防水機能:有り
- 価格:¥47,980 から
タブレットサイズのKindle端末です。画面の大きさは圧巻の10.2インチ、この大きさなら漫画の見開き表示もばっちこいです。ストレージも最大64GBまで用意されているし漫画を読むという用途だと最強かもしれない。 漫画用途だと関係ないですが、ペンを使って手書きでノートなどに書き込む機能がある端末です。
ただこいつでかい。他の10インチタブレットと同じようなサイズあります。重量も433gで、Kindle Paperwhiteとかは211gなんで倍ぐらいあります。持ち歩くのはきついかも
■ Kindle Scribe Notebook Design

- 2024年モデル(第2世代)
- 画面:10.2インチ反射抑制スクリーン
- 容量:16GB/32GB/64GB
- フロントライト:LED 35個
- 防水機能:有り
- 価格:¥56,980 から
Kindle Scribeの新型なんですが、これ微妙に苦しい感じが……。デザインはシュッとしてて良くなったと思うのですが、機能面での変化が少ない。違いは「Active Canvas」という本の本文中に書き込み出来る機能が追加されたぐらい。 それでお値段が1万円ぐらい上がってるのはちょっと……。追加機能がぶっ刺さる人は買ってもいいかもぐらい。
■ 比較表
機種名 | 画面サイズ | 容量 | 防水 |
---|---|---|---|
Kindle | 6インチ | 16GB | ○ |
Kindle Paperwhite |
7インチ | 16GB | ○ |
Kindle PW シグニチャー |
7インチ | 32GB | ○ |
Kindle Scribe | 10.2インチ | 16GB 32GB 64GB |
○ |
Kindle Scribe Notebook Design |
10.2インチ | 16GB 32GB 64GB |
○ |
■ まとめ
一番のおすすめは、Kindle Paperwhite シグニチャーエディションですね。 よくわからんって人はとりあえずこれを買っておけば、漫画もいけるし、持ち運びも楽々なんで間違いないです。
持ち運ぶ気が全くなくてお家のソファーで漫画を快適に読みたい場合は、Kindle Scribeを買いましょう。 4万8千円とちょっと高いのを許容さえできれば、ソファー用途で最強です。