「ドトッパー」とは、怒濤のトップを取れる者。プロを超えた絶対強者。しかし、短期戦ならプロもアマにだって負けうるのが麻雀の世界。これは、競技プロのあり方と、その存在意義について問うた問題作。軽そうに見えて、テーマは重い。 柊と瓦の二人の青年は、運気の流れをオカルトを用いずに「イケテル」「ヤバゾー」の概念で理論的に操るド派手なドトッパー「理想雀士」に腕を認められ、競技プロとドトッパーの面子を賭けた戦いに巻き込まれていく。