しあわせうさぎの生存戦略。かつて、「クマのプー太郎」作品内で断トツの人気を得たキャラクターしあわせうさぎ。私たちは彼とともに「しあわせ」を探していた。 そして令和。ワークライフバランスやタイパに追われ、正解のない未来に疲弊する私たちの前に、あの「しあわせうさぎ」が帰ってきた。しあわせうさぎが足を踏み入れたのは、かつてのような牧歌的な世界ではない。 効率よくしあわせをサブスクしようとしたり、SNSの承認欲求に翻弄されたり…アップデートされた現代の違和感の中で、うさぎは相変わらず「全力の迷子」として突き進む。仕事、人間関係、将来への不安。 そんな「現実のバグ」に挟まりながら、うさぎが見つけたのは「癒やし」か、それとも「絶望」か。 中川いさみ氏が描く、大人にこそ突き刺さる「かわいすぎる楽園」。 読めば読むほど脳がバグってスイングする。「ちゃおプラス」で週刊配信された21世紀版・しあわせ探しの物語。