狐を拾ったら、嫁がれました。 三十路手前のサラリーマン、日野峰吾郎は、とある理由で嫁ぎ遅れた化け狐、こがねを助けたことで恩返しと称した求婚を迫られる。 こがねを無下にすることもできず、吾郎は「1年間の同棲を経て妻として認められたら結婚する」という条件を提案することに。 果たしてこがねは無事に嫁ぐことができるのか?
恩返しから始まる異類婚姻譚、第1巻です。