みなさんウェブトゥーンって読んでます? というか存在を知ってます? 発祥は韓国のスマートフォンで縦に読むのに最適化された形式の漫画です。縦にスクロールしながら読む。私、全然読んだことなかったのですが、Amazonでも「Amazon Fliptoon」って名前でウェブトゥーンサービスが始まったので読んでみました。 紙の漫画で育った世代なので縦読み漫画とか、どーかなーとか正直思っていたのですが、なんか新鮮な体験でした。これ漫画をただ縦にしただけの物体じゃないかも。なんかページという概念が薄くて、なんか絵巻物をクルクルと紐解きながら読んでいる感じでした! なんだこれ。

これ従来の漫画とは全く別のメディアと考えた方がいいように思います。例えば可能な表現が違う。ウェブトゥーンは既存の漫画のコマ割りであるとか、見開きみたいな表現は出来ません。一方で、衝撃的なシーンが下の方にあってスクロールすると徐々に見えて来るみたいな、漫画じゃ出来ない表現も可能です。 スマホに最適化されているだけあって、スマホで見る限りくっそ快適。普通の漫画をスマホで見るより明らかに快適。ただ、Amazon FliptoonってPCでも読めるのですが試してみたらくっそ見難かったのでスマホで読みましょう。

これマジで、どうなっていくんでしょうね? ウェブトゥーンが漫画を駆逐して覇権を取ったりする未来もあるんでしょうか。私は、通常の漫画大好きなオールドタイプなんで、それは寂しいなと思う反面、スマホが主要なコンテンツ表示媒体になるとしたら当然の流れなのかも。 ただ、スマホの次にスマートグラスが来て、大画面を持ち歩くような世界が来るとしたら、また通常の漫画に回帰するような気もする。もうどうなるか全く分かりません。未来なんて誰にも分からない。だから、ウェブトゥーンが天下を取った未来に備えてAmazon Fliptoonで、ウェブトゥーンを履修してみるといいかもしれません。

最後に「Amazon Fliptoon」のサービスの紹介をしておきます。全話無料で読める作品と、1日1話だけ無料だけど、一気に読みたい場合は1話あたり67円払えば読める作品の二種類あります。1日1話無料スタイルの場合は「待てば無料」ってアイコンが付いているので見分けが可能です。