企業買収と合併を武器に急成長を遂げた財閥グループ。その裏にいたのは、記憶を操る能力者たちだった。交渉の場で幼い少女を伴う当主・金貴の成功は、異能力によるもの。しかし、突如現れた謎の賊が平穏を打ち砕き、物語は血と涙の嵐へ。記憶を奪い奪われる心理戦が、ここから始まる。