14歳の夏樹は、スペイン・グラナダで新たな生活を始める。不愛想な叔母アルバとの奇妙な同居、陽気な住人が集うシェアハウス「ピソ」、石畳の街に広がる異国情緒溢れる景色。ガスパチョやトルティージャが彩る食卓を囲みながら、笑いと驚きが交錯する日々の記録が始まる。1万1000キロの旅の果てに彼が見つけたのは、もう一つの「家族」だった。