近藤ようこは1957年新潟市生まれの漫画家。國學院大學在学中にデビューした。折口民俗学や中世文学に詳しく、坂口安吾や夏目漱石、折口信夫などの小説の漫画化も手がける。代表作に(見晴らしガ丘にて)や(水鏡綺譚)などがあり、(見晴らしガ丘にて)で日本漫画家協会賞優秀賞を、(五色の舟)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞している。現代と中世を舞台にした人間ドラマを独自の視点で描く。(2024年12月27日更新)