第48回講談社漫画賞が発表されましたね!
少年部門「葬送のフリーレン」
少女部門「きみの横顔を見ていた」
総合部門「メダリスト」
となりました。どの作品が受賞した云々よりも、公式サイトに載っている久米田康治さんの選評がキレッキレだと話題になっていますw。
“さて、問題の総合部門。誰だよ『ちいかわ』交ぜたの……。どうやって『ちいかわ』と『ダーウィン事変』比べればいいのか教えて欲しい。人類はそんな「物差し」持ち合わせてないのです。良いとか悪いとかじゃなく「スパゲティ」と「自転車」比べるようなもんだと困惑する先生もいました。さらに、これは「漫画」という枠でいいのか、「哲学」なのではないか、など混乱する一幕もありました。なので、申し訳ないのですが『ちいかわ』は殿堂入りということで、他5作品で選考することになりました。”
確かに「ちいかわ」と「ダーウィン事変」を比べているのも面白いのですが、私はちゃんと受賞作品の方が気になりました。葬送のフリーレンは、まあそうですよねー、メダリストもくっそオモロイよね、アニメもやるらしいよ! 「きみの横顔を見ていた」って? うーん、知らない。
やっぱり私少女マンガ方面がちょっと疎いようで、有名な作品でも知らない事が多い。「きみの横顔を見ていた」は、名前を聞いた記憶もない。というわけで既刊3巻を買って全部読んできました! 最高でした! みんな読め!
内容としては、恋の矢印がとっ散らかっていて全員片思いという作品でした。特に印象に残ったのは横顔の描写ですね。画力が半端ないので、その横顔から恋の矢印がどっちに向いているのか「あっ」と分かってしまうのです。同時に作中の人物も横顔で「あっ」と察するので読み手と作中人物のシンクロ率がやばい。
あー、早く4巻出ないかな。今のところ恋の矢印は、アッチャコッチャ行ってますが、きっと今後のお話の展開で方向が変わってくるんでしょうね。楽しみ。
- 少年部門「葬送のフリーレン」
- 少女部門「きみの横顔を見ていた」
- 総合部門「メダリスト」