小川一水は1975年岐阜県生まれのSF作家。 1996年に『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー(河出智紀名義)。 2004年『第六大陸』、2014年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門を受賞した。 2006年「漂った男」、2011年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門を受賞。 2020年には『天冥の標』で日本SF大賞と星雲賞日本長編部門を受賞している。 現代日本を舞台にしたSF風味のライトノベルから、緻密な考証によるハードSFまで幅広く手掛けている。