オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~でとんでもない投げ売りが実施されています!! オルクセン王国史は、小説家になろう発症のラノベで、現在第5巻まで刊行。シリーズ累計50万部を突破しており、近年ラノベ市場が厳しい中では、かなりの上澄み作品といえるでしょう。 ノヴァコミックスからコミカライズもされており、現在第4巻まで発売されています。
そのオルクセン王国史で原作小説版、漫画版両方で1冊11円セール中です。全部買っても99円にしかならないのですが。しかも小説版2冊、漫画版の3冊が45%ポイント還元で、1冊あたり5ポイント還元されます。 これらを計算にいれると、全部買っても実質74円で全部買い揃えられます。普通に連載中の人気作品がなんでこんなに安いんや……。意味がわからない。
オルクセン王国史を未履修だったので、全部を74円で購入して漫画版の1巻を読んできました。ファンタジーなのかなと思っていたのですが、思いの外リアル寄り。故国を追われたダークエルフの主人公が、 拾われたオークの国の軍人になって故国と戦うお話でした。科学力は第一次世界大戦ぐらい、エルフもオークも居るファンタジー、カンプグルッペとかドイツ語が出るのでドイツがモデル、それらを融合させた世界観となっております。 第1巻ではまだ本格的な戦闘は始まっていませんが、兵站や戦略が描かれそうな雰囲気で、ファンタジーの魔法頼りではない“ガチ戦記もの”の予感。これ絶対私が好きな系統の作品だ。
あとコミカライズの絵かなりいいなと思ってたら、野上武志さんが作画担当でした。 ガールズ&パンツァー リボンの武者、 紫電改のマキなど、ミリタリー系に定評のある方です。納得の人選。